インバウンドのこれから~何がアフターコロナ対策になるか~

新型コロナウイルス感染拡大により私たちの日常生活は大きく変わりました。アジアから欧米に、そして世界に影響は広がり、先の見えない日々に多くの人が困難を感じています。

私もその一人で、インバウンド関連の集合研修はほぼすべて無期延期か中止となりました。また例年この時期は、企業の新入社員の方々の内定者・新入社員研修も多く、フレッシュな顔ぶれに会えることがとても楽しみだったのですが、それも叶わず残念に思うとともに、社会人スタートという人生の門出を少なからず不安な気持ちで過ごしているであろう新入社員の皆さんにもエールを送りたい気持ちです。

今は我慢の時ですが、この状態は永遠に続くものではありません。今は必ず来るコロナ後に備えてできることをする「種蒔き」「仕込み」の時期と捉えたいと考えます。

インバウンド客も戻ってくる時が来ます。その時のために例えば企業や店舗のインバウンド対応として、様々な掲示やサイン、メニューの翻訳や多言語表示に取り組むことや、自宅で過ごす時間が増えたことを利用して語学の勉強に取り組むことにもうってつけの機会と言えます。

私どもでも翻訳や多言語表示のサポート、接客英会話のwebレッスン等を行っていますが、3月下旬より引き合いが増えています。レッスンは業種やレベルに応じてカスタマイズでき、参加者の方からは「対面よりも恥ずかしくなくて話しやすい!」という声も聞かれます。今できることをすることが一番のアフターコロナ対策。ピンチをチャンスにするためにも!おすすめです。

なかなか明るいニュースがなく、前向きでいることが難しいと感じることもありますが、雰囲気やムードに流されすぎてしまうとポジティブに考えることが止まってしまうと感じます。私はテレビのニュースに触れる時間を朝晩2回ほどに限って、その他の家時間は子供たちと過ごしたり、読書や音楽を聴くことや、ベランダに椅子を出して空を眺めたりすることをしています。

笑うこと、stay positiveでいることは免疫力アップにも良いと聞きます。今はちょっぴり自分に優しく・・・、なんとかこの難局を乗り切りましょうね。

株式会社ニココム

接客/応対の質を、組織の力に 現場で成果につながる“伝わる接遇”を育てます 接客・応対コミュニケーション研修 CSコンサルティング 人材育成のニココム