お客様が喜んで買って下さる人がやっている「話し方・聴き方のコツ」セミナーin 広島
先日は、広島で自動車整備業・ディーラーなどのオートビジネスの経営者の皆様に向けて接客セミナーを実施しました。
テーマはズバリ『お客様に喜ばれながら売上を伸ばす人がやっている 信頼される接客コミュニケーション<お客様が話したくなる!話し方、聴き方のコツ>』
接客プロセスの中でも「お客様との会話」に焦点を当てた1時間、ディスタンスに配慮しながらワークを多く取り入れて実施したところ、
「普段自店の接客、それも会話コミュニケーションについて考える機会がなかったが、すぐにスタッフに伝えたい、やってみたい内容ばかりだった」
「明日からできることばかりなので、実践します」の感想が聞かれました。
今回のプログラムには下記を選びました。
1.お客様の反応が良くなる話し方・聴き方のポイント
2.お客様が思わず話したくなる人(=喜んで買って下さる人)の特徴とは?
3.お客様が自然と話し出してくださる『ペーシング』体験
3.の『ペーシング』とは、接客にかかわる方にはぜひ知っていただきたいものですが、対お客様だけでなく、同僚や家族や友達とのコミュニケーションでもぜひ使っていただきたい万能スキルです。
やり方はとっても簡単。
話している相手に「ペースその他を合わせる」のです。合わせるのは「話す速度や声の大きさ、高低」「あいづちやうなずき」「体の向き」
相手が楽しい話をしているときは、こちらも笑顔で楽しそうに。
困りごとやお悩みを話してくれているときは、こちらも困り顔で。プラス、相手の話に次の3つが出てきたら、そのまま言葉を繰り返してください。
・相手にとって「大切な人」 父・母・子供・友達・ペット・・・
・イベント 運動会・ショッピング・ドライブ・納車・・・
・感情を表す言葉 うれしい・困った・楽しかった・面倒・・・・
例えば、「昨日、友人とドライブに行ったときに車をこすっちゃって・・・落ち込んじゃいました」という相手には
「お友達とドライブだったんですね、それは落ち込みますよね・・・」という具合に。
ポイントは、「感想を述べる」必要はなく、「相手の言葉をそのままリピートする」だけで良いという点です。
これによって相手は「ふーん、そうなんですか」と反応されるよりもぐっと「聴いてくれてる!」「自分の話が認められている(=承認)」と感じるため、もっと話したくなって会話が進むようになります。
ぜひお仕事の場で、またはプライベートでも実践してみてください。きっと違いを感じていただけますよ。
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