接遇研修で見る変化・成長の軌跡~あるスポーツ施設にて
数年間ご一緒にお取組みをさせていただいているスポーツ施設様では、スタッフ一人ひとりがプロフェッショナルな接遇スキルを磨くために、継続的に研修を実施しています。
今日は、継続的な接遇研修がどのようにスタッフの日々の行動や考え方に変化をもたらしているかについて振り返ってみます。
研修の目標と実施内容
ニココムの研修では、単に接客技術を教えるだけでなく、お客様に「楽しんでいただきたい」「来てよかった・また来たいと思ってもらいたい」という「思いやりの心」を「伝える=形にする」ことを目指しています。具体的にはCS5原則(表情、挨拶、身だしなみ、話し方、仕草・態度)の習得、その方法としてはロールプレイングや実際の場面を想定した演習を行い、すぐに現場で実践、再現できるよう設計しています。
スタッフの変化と成長
研修を重ねるごとに、スタッフの中に変化を見ることができ、これは講師サイドとしても嬉しい瞬間です。たとえば、電話応対の際の明るい第一声や、お客様との対面での笑顔の使い方、挨拶の際の目の合わせ方など、小さな行動が大きな違いを生み、受講したスタッフからは「自分の応対によって、お客様の反応が以前と明らかに違う」という感想が聞かれるなど、学びの成果を本人が具体的に感じていることは私たちにとっても大きな励みになっています。
企業文化への影響
接遇研修はスタッフの技術向上だけでなく、チーム全体のモチベーションや企業文化にも良い影響を与えます。スタッフが互いに学び合い、お互いの成長を支え合い、認めるようになると、それが職場全体の雰囲気をより前向きなものに変え、これこそが研修取組の最も尊いメリットの一つと考えます。
今後にむけて
接遇研修を通じて常に講師は、お客様にとって忘れがたい体験を創出することの重要性を伝えています。私たちの研修は、単なる知識獲得の場ではなく、スタッフ一人ひとりが真心を込めてお客様と向き合うための心の支えとなり、それぞれが自信を持って仕事にあたるための基盤となっています。
ニココムはこれからも、現場で働く人たちを応援し、接客・接遇で企業価値を高めるお手伝いを心を込めてさせていただきます。
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